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北海道建設新聞2024年7月19日(金曜日)に弊社が掲載されました
2024.8.9
断水でも使用可、公衆トイレ 正和電工が近く販売 災害対策に学校や公園設置を
【旭川】水を使わないバイオトイレを製造している正和電工(本社・旭川)は、断水時に
も使用できる公衆トイレを近く販売開始する。自治体の災害対策として、学校や公園、道
の駅への設置を推奨する。
同社のバイオトイレはおがくずで汚物を分解し、臭いをほとんど発生させないことが特
長。山岳地や公園、建設現場などで使用されている。
新製品はバイオトイレ4基をコンテナハウス(前幅7・8㍍、奥行き2・06㍍、高さ2・35㍍)
に搭載。重量は4・2㌧で、大型トラックでの移動を想定している。
トイレ1基につき毎日100回使用でき、おがくずの交換は年3回程度。各室内には暖房便
座、手洗い器、鏡、警報ベルなどを装備し、夜間も利用できるよう室内とドア前にLEDラ
イトがある。製品価格は2000万円(税抜き)。
1月に発生した能登半島地震で、避難所のトイレ問題が顕著だったことから開発した。橘
井敏弘社長は「水や食料だけでなくトイレの備蓄も必要だ」と強調。さらに「備蓄である
と同時に、住民らに日常的に使ってもらうことも可能だ。使いながら備蓄できる」とPRす
る。